湯木美術館

湯木美術館 早春展「春の茶道具取合せ」

また大阪で生活費を稼ぐことにする。 「東洋美術に触れられること」は、ほかのことには代えられない。 早速湯木美術館の春季展示を見に行く。 「春の茶道具取合せ」 湯木吉兆庵が昭和59年1月15日に行った茶会の再現展示だそうだ。 いいね、いいね。 新春のあ…

湯木美術館早春展「春の茶道具取合せ」

湯木美術館の早春展が始まった。昭和40年早春に湯木吉兆庵(貞一)が開いた茶会の再現展示とのことだ。入室すると、格式高いお茶会に招かれたような気分になる。 一筆書きの釜の絵?がある明恵高弁筆の消息(鎌倉時代 13世紀)が掛けられている。続いて、そ…

湯木美術館「茶の湯の絵画と絵のある茶道具」

8月のお盆休みに、東洋陶磁美術館のオープンデータの画像を使わせてもらって、加彩婦女俑がプリントされたトートバッグをカメラのキタムラさんにお願いした。画像をアップするときは、tiffをjpegに変換するにはどうする、とか考えつつ、もうあの作品には会…

湯木美術館「金工の茶道具と釜の魅力」

金工ってどんなかな、とりあえず春季展行っておかなきゃ、と、軽い気持ちで湯木美術館を訪ねた。 作品から風格を感じるとはどういうことだろう。ケースの中で格調高く見えるように展示され、キャプションがあるから、素人にはなるほどそのように見える。そう…

湯木美術館「慶賀と喜びの茶道具~春の風情を楽しむ」

春分の日、湯木美術館へ行った。春季展「慶賀と喜びの茶道具~春の風情を楽しむ」の最終日だった。間に合ってよかった。いつ訪ねても、こちらの来館客はすごく真剣に鑑賞する方ばかりだな。私も集中して拝見しよう。 ちょっとだけお茶道具に慣れてきただろう…

湯木美術館秋季展「炎が生み出す茶陶の美」

湯木美術館で秋の展覧会が始まっている。焼締め陶、釉薬をかけずに高温で焼成するやきものがテーマだ。火と土が偶然に産み出す美をじっくり味わえる。 大地や自然をイメージさせるやきものだ。懐かしさも覚える。花入れに可憐な野の花を挿したら、素敵だろう…

湯木美術館「茶道具の由緒・伝来と箱書」

だんだん楽しめるようになってきたお茶道具。今日は湯木美術館「茶道具の由緒・伝来と箱書」このテーマは私にはむずかしそうだ。お茶道具を包んでいる箱や箱書き、仕覆や添え状やら、まだまだそこまで視野をひろげられない。テーマは、あまりわからなくても…

湯木美術館「わび茶の継承と普及」展

先日の香雪美術館から、お茶続きの気分で、湯木美術館の「わび茶の継承と普及」展を訪ねた。 サブタイトルに「利休のわび茶を深化させた千宗旦と茶の湯を通じて交わった人々」とあって、千宗旦と関係のあった茶人ゆかりの花入れ、茶碗、茶杓、釜、掛け軸など…

湯木美術館「国焼茶碗はおもしろい」再訪問

9月に訪ねた湯木美術館の「国焼茶碗はおもしろい」展を再度訪問した。 「みをつくし」という銘がついた黄瀬戸の平茶碗(瀬戸という名前がついているけれど美濃で焼かれた 江戸時代16-17世紀)から鑑賞を始める。 もともと向付として作られているものを…

湯木美術館「国焼茶碗はおもしろい」

先月中之島香雪美術館で、茶道に使われるお茶碗を見て、面白いという印象が残ったので大阪のビジネス街中心部にある湯木美術館を訪ねた。 ちょうど「国焼茶碗はおもしろい」というテーマで秋季展が開かれている。2年半ほど前に訪れたときは、こぢんまりとし…