2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧
いろいろな手法を使って表現された特別に愛らしい作品を記録しておこう。 いずれの作品も手のひらの中で見とれていたい。「賞玩する」っていう感じかな。 黒釉 杯 北宋~金時代 12世紀 以前「宋磁の美」展で鑑賞した時は、すっかり全面漆黒だと思っていた。…
このたびの「天目」展では個人蔵の作品を何点も鑑賞させてもらえる。この展覧会が終わったら、もう二度とお会いすることができないと思うから目を凝らして何度も見つめる。 お茶の器って、居住まいを正して見なければいけないような、敬遠する気持ちがあった…
東洋陶磁美術館「天目~中国黒釉の美」の公式図録を購入した。 私はたくさんの美術館を訪ねたこともないし、撮影技術のこともさっぱりわからないけれど、これはもはや「展覧会図録」の範ちゅうを大きく超えているのではないかと感じる。 すごいもの見ちゃっ…
唐の時代の作品が2点あった。 黒釉白斑 水注 唐時代8~9世紀 黒釉白斑 壺 唐時代8~9世紀 キャプションの中に「花瓷」ということばがある。これは二玄社の本のなかで見かけたような、そうでないような…本を読んでも、うろっとしか覚えていないからなぁ …
いくつかの美術館が再開された。東洋陶磁美術館「天目―中国黒釉の美」を訪ねる。一瞬にして心奪われる作品に出会った。 いつもは元代以降の中国陶磁を展示しているI室に国宝の油滴天目が燦然と輝いている。どきどきして、落ち着いて見られないくらいにゴー…