館蔵品を見る楽しみ
東洋陶磁美術館がしばらく休館になる。大事な場所に行けないのはちょっとつらい。 特別な展覧会がなくても、定期的に足を運んできた。好きなやきものを静かに眺めると気持ちが落ち着く。器の肌をじっと眺めて、そこに広がる世界に自分が埋没してゆく感覚が好…
東洋陶磁美術館のコレクション展関連テーマ展示「加彩婦女俑に魅せられて」関連イベントとして動画が公開されている。動画を視聴すると、このたびの企画によって制作された作品と元の作品とを、もう一度比べて、確かめてみたくなる。 加彩婦女俑 唐時代 8世…
東洋陶磁美術館の「加彩婦女俑に魅せられて」の関連イベント1回目が動画公開された。:オープニングレクチャー「加彩婦女俑の美」小林仁(大阪市立東洋陶磁美術館学芸課長代理)、アーティストトーク 若宮 隆志(彦十蒔絵プロデューサー)、対談 若宮 隆志×…
東洋陶磁美術館で「コレクション展関連テーマ展示『加彩婦女俑に魅せられて』」という試みが始まっている。 唐時代の婦女俑がテーマか…私にとってはアイドル、中国陶磁の展示室を訪れる度に挨拶をしているよ。いつも展示台の上でゆったりと回っていて、その…
天目展、先の連休では入館制限があるほどの人気だった。国宝油滴天目の前には行列ができた。何だか私もうれしい。大事な文化施設、ファンのひとりだからね。 でも常設展示を静かにゆっくり鑑賞するのも最高だ。例年は特別展の合間にある平常展の期間に足繁く…
夏休みが終わった気分だ。 この夏はたびたび東洋陶磁美術館に足を運び、館蔵品を集中的に鑑賞した。 短期間に何度も見ることによって、いくつかの作品の姿を自分の記憶に焼き付けることができたと思う。 贅沢な夏だった。 写真撮影も許可されていたので、忘…
日曜日に東洋陶磁美術館のアフタヌーンレクチャーを拝聴。 特別出品の2点(青磁盞、青磁単柄洗)をはじめとして、北宋から金時代の中国陶磁館蔵品のなかから、現在展示されている作品の魅力について解説があった。 鑑賞のポイント・作品にまつわるエピソー…
虫網を持った夏休みの子供のように、今日も東洋陶磁美術館へ。館蔵品をじっくり見るのに良いシーズン。 中国陶磁の大きな展示室と展示室の中間に、「自然採光展示室」という外の光をとりいれて、作品を鑑賞できる部屋があり、そこにゆったりと名品が並べられ…
東洋陶磁美術館の展示が替わったので、さっそく訪問。華やかな特別展(今年はハンガリーのヘレンド 7月30日に終了)はもちろん素晴らしいのだけれど、私としてはいつも展示されている館蔵品がみられないとちょっと寂しい。 今日からは平常展プラス特集展…