夏休みが終わった気分だ。
この夏はたびたび東洋陶磁美術館に足を運び、館蔵品を集中的に鑑賞した。
短期間に何度も見ることによって、いくつかの作品の姿を自分の記憶に焼き付けることができたと思う。
贅沢な夏だった。
写真撮影も許可されていたので、忘備録をつけておこう。
と、その前に次回展覧会の案内をいただいたので、確認。
9月23日(土)~12月3日(日)
イセコレクション 世界を魅了した中国陶磁
館蔵品の兄弟姉妹のような作品も見られるのかな。
さて、館蔵品のおさらい(だいぶん実物と色は違いますが)
まず、韓国陶磁 (70点以上展示されていて、かなりのボリューム)
高麗青磁 12世紀~13世紀 うわぐすりの色が美しい。
青磁印花夔文方形香炉(せいじいんかきもんほうけいこうろ)
青磁象嵌蓮唐草文鶴首瓶(せいじぞうがんはすからくさもんかくしゅへい)
粉青粉引瓶(ふんせいこひきへい)16世紀
青花窓絵草花文面取壺(せいかまどえそうかもんめんとりつぼ)18世紀
鉄砂虎鷺文壺(てっしゃとらさぎもんつぼ)17世紀
イ・ビョンチャン博士のコレクションも60点ほど 展示されている。
青磁陰刻花文唾壺(せいじいんこくかもんだこ)12世紀
次に中国陶磁 50点弱(平常展)
緑釉 楼閣(りょくゆうろうかく)2~3世紀
加彩 婦女俑(かさい ふじょよう) 8世紀
青磁 天鶏壺(せいじてんけいこ) 6世紀
三彩貼花宝相華文壺(さんさいちょうかほうそうげもんつぼ)7~8世紀
白磁刻花牡丹文瓶(はくじこっかぼたんもんへい)10世紀~11世紀 定窯
黒釉刻花牡丹文梅瓶(こくゆうこっかぼたんもんめいびん)11世紀~12世紀磁州窯系
青花牡丹唐草文盤(せいかぼたんからくさもんばん)14世紀 景徳鎮窯
徐々に言葉などを覚えてきている感じがある。
この展示を最後にもうお目にかかれないかもしれないとのこと。貴重なものを見せていただきました。
充実した夏が終わり、すぐにまただらだら、ごろごろの日曜日に戻る、かな